Meliá Milano

イタリア・ミラノにある、コンテンポラリーなホテル「The Meliá Milano」。スペインの建築家Alvaro Sansと建築事務所Vittorio Grassi Architectsがリデザインした広いロビーとパブリックエリアは、優れた機能性と環境性を追求した革新的な空間コンセプトの基、心地良く配置された植物のグリーンが世界各国から訪れるゲストをもてなしてくれます。

グリーンを取り入れた機能的なルームデザイン

新しいコンセプトの背景の根本となるアイディアは、元々工業ビルであった建物の空間コンセプトをより強化し、グリーンを取り入れることでした。すべてのパートは壁が取り払われ、例えばロビーエリアに空間を視覚的に区切る飾り棚を配置するなど、それぞれのスペースが構造をシェアするよう構成されています。
ガイディングカラーそして、エコロジカルなオアシスとして二つの役割を果たす緑の草木。効果的に配された多種多様な植物はインテリアに活気を与えるだけでなく、ニュートラルでミニマルなスタイルのファニチャーにコントラストを生み出し、外と内の空間をつないでいます。

スペインの建築家Sans は“緑はミラノの色であり、建物の外と内の両方にいつも存在しています。中庭は庭園となり、屋上はオアシスに、壁は植物のカスケードで覆われています。そして私はその植物の多くが、様々な形で人々の生活の質を良くしてくれると確信しています。これこそ、未来の建築開発に植物の緑が影響を与え続ける理由なのです” と語ります。

ミラノを拠点とする建築事務所によるデザインコンセプト

地元ミラノの建築事務所Vittorio Grassi Architectsが、スペインを拠点とするSansの建築アイディアを巧みに表現した本プロジェクト。Vittorio Grassiはコンセプトについて“私たちはSansと協力し、床に使用したスペインのマカエル大理石やナチュラルな仕上がりがエレガントなウォールナットなど、特定の自然由来の素材を、その本質を完全に反映する形でインテリアの主役に据えました。並列して配した柱の大きなミラーと、空間にエレガントで心地よい雰囲気を演出しています”と話します。

革新的でハイジェニックな美しさ

サニタリーエリアには、Architecの洗面ボウルとマットブラックカラーのC.1水栓が導入され、洗練された雰囲気を造り出しています。本プロジェクトでは、DuraStyleのトイレと小便器も採用されており、またバリアフリーに対応したArchitecのVital Med washbasinとDuraStyleのVital wall mounted トイレが容易なアクセスを可能にします。

“私たちはMeliá Milanoのためにデュラビットを選んだ理由は、デュラビットが美しさや快適性だけでなく、非常に革新的なプロダクトを製造しているからです。私たちは技術的なリサーチをとても大切にしていて、だからこそ、サニタリーエリアには最新の衛生性と耐久性をする水栓を設置しました。抗菌釉薬（HygieneGlazeとWonderGliss）を使用したトイレは表面の汚れや水垢を防いでくれるので、衛生性を向上させ、メンテナンスの頻度を削減してくれます。これらすべてはプロジェクトのホスピタリティに欠かせない基本的要因なのです”とVittorio Grassiは語っています。