Duravit Green | Duravit

検索

サスティナビリティとレスポンシビリティ

バスルーム製品の総合的なデザインと製造を行うデュラビットは、気候変動への対策に広範囲にわたり意欲的に取り組んでいます。なぜならそれは、デュラビットが地域に深く根ざし、グローバルに事業を展開する企業として、サスティナビリティの課題を特に考慮しなければならないと感じているからです。その一環として、ドイツのブラックフォレストに拠点を置くファミリービジネスとして、また世界130 か国以上で活動を行う企業として、CO2 排出量を可能な限りオフセットするという責任を自らに課しています。

デュラビットの主な目標：グローバルな事業展開において、2045年までにクライメイト・ニュートラルを完全に実現します。

・私たちは、水、資源、気候、社会貢献の4つの側面に明確にフォーカスしたバリューチェーンで、サスティナビリティを実行します。
・全ての戦略的分野においてサスティナビリティの観点から見直し、最適化します。
・デュラビットの意欲的な気候変動への対策を世界中で確実に実現するために、セラミックの生産技術における劇的な変化を決意しています。

私たちの取り組み：

デュラビットのCEO、ステファン・タヒーは「このプロセスで、私たちは定められたすべてを吟味し投資することで、サスティナブルな未来のための新しいアプローチを見つけることができるのです」と語ります。

水

水の使用に責任を持つことは、私たちの取り組みにとって重要なステップです。これには、製造プロセスと製品の最適化も含まれており、ユーザーの節水にもつながります。

製造における水消費量の削減

水消費量を削減するという私たちの目標に沿って、拠点であるドイツのホルンベルクで使用する水の 60% はリサイクルされた水を使用しています。これは年間 4,000 万リットルに相当し、着実に新たな上水の使用量を削減しています。また、生産プロセスの一部だけでなく、緑地の灌漑のために、さまざまな方法で他拠点の水処理を促進しています。

水使用に対する製品主体の責任あるアプローチ

デュラビット製品は継続的にアップデートされており、運用における資源効率を高めています。例えば、トイレの節水フラッシュボタンの使用により、ヨーロッパでは毎年 2 億 9000 万リットルの上水が節約されています。デュラビットは自社製品の洗浄システムをこの15 年間で最適化しています。さらに、UWL (Unified Water Label) は、デュラビット製品が水消費量に関してユーザーに透明性を提供していると認めています。

気候と排出量

資源と原料の消費、およびCO2排出量を可能な限り低く抑えるために継続的に取り組んでいます。

気候保護への積極的な取り組み

陶器製造には欠かせない窯に関して、デュラビットは技術だけでなく幅広く様々なシナリオに向けて準備を進めています。

・酸素供給
LINDEと協働して２~３か月間にわたり行ったテストプロジェクトでは、空気を純粋な酸素に置き換えた場合、ガスの消費量の大幅な削減が達成されました。テストの最終的な結果はまだ未確定ですが、これにより、一般的な化石燃料の削減が見込まれています。

・”グリーン”水素
技術面でいえば、デュラビットはすでにグリーン水素の混合を利用できる状態にあります。しかしながら、まだこのエネルギーは一般流通しておらず入手できません。

腐植土（Humus）プロジェクト

私たちのパートナーであるNaturpark Schwarzwald Mitte/Nord、Positerra、そして地元の環境に配慮した農業企業と協力して、「フムスプロジェクト」として知られるイニシアチブが設立されました。これにより、1,500トンものCO2がオフセットされることになります。これは、300haにも及ぶ土壌の改善に値します。

地産地消

可能な限り現地のプロバイダーやサプライヤーから原材料の仕入れや製品の販売を行うことで、近接性を活かしています。これにより、地域の原料を最適に利用し消費することができます。

限りある資源

バスルーム製品を総合的に提供するメーカーとして私たちは、限りある資源を尊重し、特に耐久性のあるサスティナブルな製品を提供することを使命とし、その品質はライフタイムワランティによって支えられています。
※ライフタイムワランティは現在はEU圏内でのみ導入されています。

サスティナブルで環境に優しい原料

サスティナブルな製品のため、デュラビットは再生可能な原料を使用しています。

原料の回収・再利用

製品の製造過程で、産業廃棄物として捨てられてしまう原料の混合物は遠心分離機で分別されます。これらの原料はその後、現行のリサイクル管理システムにより再び製造工程に戻されます。ホルンベルクの生産拠点では、使用した原料のおよそ10％（550トン相当）が回収されています。

PEFC認証済み木材を使用したバスルームファニチャー

デュラビットではバスルームファニチャーにPEFC認証済みの木材を使用しています。これにより私たちのファニチャーは、持続可能な森林経営の全ての基準を満たします。

サスティナブルな配送梱包

梱包箱はリサイクル素材を最大限使用して製造され、印刷には環境に配慮したインクを採用しています。さらに、長期的に全てのプラスチック梱包を完全に廃止するため、可能な限りのプラスチック梱包の使用を継続的に削減しています。代替素材は引き続き評価試験を行い、基準に達した後、導入されます。

私たちのファミリー

従業員満足度：みんなで一つのゴールへ

デュラビットは環境、従業員、次世代に対し私たちが担う責任を常に意識しています。廃棄物の削減や、サスティナブルな生産、資源使用量の削減などこれまでの気候保護における問題に加え、企業の社会的責任もまた私たちのサスティナビリティ戦略を構成する基本的な要素の一つであり、従業員とその満足度もこの一部です。

以下はデュラビットが着実に進めている戦略です。

１．グローバルな雇用の安定と人権の遵守、従業員の身体的、精神的健康の継続的なケア。従業員のウェルビーイングが会社のサスティナブルな活動の基礎となります。
２．サスティナビリティ目標の実現に向けた意欲的な活動には、すべての従業員が参加します。その方法の 1 つとして「地産地消」をはじめとした地域ごとの細やかなアプローチを行います。

Certification

DURAVITは認定試験、認証システム、各関連団体メンバーへの参加など業界の先駆者となっています。

DGNB

DURAVITはGerman Sustainable Building Council, DGNBのメンバーです。DGNBはビルや家のサスティナビリティに関わる評価システムで、建物の総合的なライフサイクルを見ています。

IBU

DURAVITは認定試験、認証システム、各関連団体メンバーへの参加など業界の先駆者となっています。

USGBC/LEED

DURAVITは、効率的で省エネルギーの建物などサスティナブルな未来の実現に取り組む委員会USGBC （U.S. Green Building Council）のメンバーです。グリーン建設のためのLEEDプログラムが、その一つの評価基準となっています。 LEED認定建物は、資源を節約し再生可能エネルギーを促進し使用者の健康に良い影響を与えます。

Unified Water Label

The Unified Water Label (UWL)はヨーロッパのバスルーム製造業者であるDURAVITとそのほか75社によるはボランティアシステムです。UWLのオンラインデーターベースと製品ラベルはバスルーム製品による水の消費量を明確に表記しています。

EPD

EPD
DURAVITは衛生陶器とアクリル製品グループのEPD*においてIBU(建設環境研究所)より表彰されています。*EPDは製品の環境適合性とサスティナブルな建設のための会社責任を証明します。

PEFC

DURAVITのバスルームファニチャープロダクションはPEFCの品質保証がついています。PEFC (Programme for the Endorsement of Forest Certification)は独立した認証制度を通じて、サスティナブルな森林管理を確保するための最大の機関です。PEFCの保証がついた木材や木材製品は、エコロジカルで、経済的、社会的にもサスティナブルに管理された森から作られています。

ISO 14001

ISO 14001は、ISO(国際標準化機構)が発行する環境マネジメントシステムに関する国際規格 (IS) 群の総称。組織が環境方針とそれに対応する目標を策定し実現するための環境管理システムの国際的に認められた要件を定義しています。重要な環境に関する法的義務と情報が考慮されます。

ISO 50001

ISO 50001は、国際規格化されたエネルギーマネジメントシステムで、組織のエネルギー管理体系について規定したものです。ISO 50001においてエネルギー管理システムの確立、実施、維持および改善のための要件を記述しており、企業はこの体系的なアプローチを通じて継続的にエネルギー効率を改善することができます。

ISO 9001

ISO9001は国際標準化機構が発行する、顧客に提供する製品・サービスの品質を継続的に向上させていくことを目的とした品質マネジメントシステムの規格です。一貫した製品・サービスの提供、顧客満足の向上を実現するための要求事項が定められており、世界で最も普及しているマネジメントシステムと言われています。