White Tulip by Philippe Starck - La Différence

White Tulip(ホワイトチューリップ)は、フィリップ・スタルクがバスルームの要素すべてをトータルにデザインした初のシリーズです。バスタブ、洗面ボウル、ファニチャー、トイレ、ビデ、ミラーそして、シリーズをコンプリートする水栓まで、本シリーズ全ての製品に見られる、咲き誇るチューリップを彷彿とさせるオーガニックなシルエットは、どこか優しさを感じさせます。シリーズ全体を通した表現力豊かでタイムレスなデザインと、それを具現化する一流の職人技と最先端の技術により、最高の仕上がりを実現しています。

人間工学に基づいた、幅広いスタイルに溶け込むWhite Tulipシリーズの多様性に富んだデザインは、文化的で洗練されたアーバンスタイルから、フレッシュでナチュラルなカントリーハウスの雰囲気まで、あらゆるスタイルのインテリアにマッチします。

「私とDuravitとの協働はこれまでミニマルでタイムレスなデザインに傾倒してきました。おそらく私はこの完璧さの中に、ポジティブなノスタルジアという要素を欠いていることに気づいたのです。絶対的にタイムレスな作品ではなく、かつてはモダンだったどこか懐かしさを感じるコレクション、もしくは、懐かしい要素を取り入れたモダンなコレクションのどちらにもなり得るWhite Tulipシリーズを現代の日常に取り入れたかったのです。
White Tulipは人間工学に基づいた、非常に洗練されたシリーズですが、何よりも繊細な優しさが全ての違いを生み出すのです」- フィリップ・スタルク

中でも一際目を惹くのがモノリシックなデザインのフリースタンディングの洗面ボウルです。このフリースタンディングモデルは状況に応じて、壁または床に固定/接続することができます。スタイルを揃えてデザインされたラウンド型の置き型洗面ボウルは、外側に向かって緩やかに広がる美しく繊細なエッジが印象的です。形状を揃えたスクエア型の洗面ボウルは、２つのサイズからセレクトいただけるほか、手洗い器もご用意しています。

洗練されたシリーズの他の製品とマッチする、壁掛けタイプと床置きタイプのトイレ、ビデ、そして小便器もご用意しています。トイレ製品には最新のHygieneFlushテクノロジーを採用。洗浄水量はわずか4.5リットル。最適に調整された水流が渦巻き状の流れを形成し、便器内面全てを確実に洗浄します。この最新のフラッシング技術の優れた洗浄性能は、独自に行われた試験でも証明されています。
すべての「HygieneFlush」搭載のトイレには、その効果が実証されている抗菌釉薬「HygieneGlaze」を標準で使用し、さらに優れた衛生環境を約束しています。これまでにないレベルでバクテリアの増殖を抑制する「HygieneGlaze」は、大腸菌（Escherichia coli）などのバクテリアをわずか6時間後に90％、24時間後には99.9％除去します。

同シリーズのファニチャーもエレガントで洗練された、素晴らしい完成度です。350～1300mmまでの幅広いサイズ展開で、極めて精巧に加工されたマイターカットのエッジがWhite Tulipシリーズのファニチャーの繊細な仕上がりを物語っています。ファニチャーとマッチする２段または３段のガラスシェルフを備えたセミトールキャビネットは、上質なハイグロスまたはサテンマットラッカーを使用した５種類のカラーからセレクトいただけます。またフロントパネルは、ナチュラルオークまたはアメリカンウォルナットの無垢材からお選びいただけます。

サテンマットラッカー仕上げは、小さな傷が自然に消える特別な自己修復塗料を使用しており、いつまでも新品同様の状態を保ちます。また、指紋が残りにくいコーティングも施されており、お手入れも簡単です。

特徴的なクロームのハンドルも、重要なデザインのポイントです。マットラッカーや無垢材との組み合わせはコントラストをもたらし、ハイグロスラッカーとの組み合わせはより印象的な効果をもたらします。リングプルハンドル付の引き出しは、セルフクローズ仕様になっています。ハンドル無しのバージョンは、プッシュオープン式で、軽くタップするだけで引き出しを開くことができます。また、引き出し内の照明は開閉により自動でオン/オフします。

加えて、ラウンド型の洗面ボウルは、形状を揃えた洗面ユニットとの組み合わせでも収納の確保が可能です。洗面ユニットの表面の仕上げと、内部のシェルフはWhite Tulipの他のファニチャーと同様に、複数のオプションからお選びいただけます。
さらに、木製のシェルフが付いたフロアスタンディングタイプのメタルコンソールもご用意しています。サイドには１つまたは２つのタオルリングを付けることが出来ます。

マッチするWhite Tulipシリーズのミラーは、センサーまたはアプリでコントロールできる仕様です。ミラーガラスはわずかに前面にオフセットして配置され、ミラー周囲の照明部のガラスは透けているように見え幻想的な表情を見せます。メモリー機能搭載の調光機能は、リビングエリアに設置されているライトと同期させることができます。スマートホーム制御システムのリファレンスとしての地位が確立されている専用アプリ「Casambi」を介してコントロールすることで、調光やミラーヒーティングのオン/オフの切り替えも可能です。

シームレスなアクリル製フリースタンディングのバスタブにも本シリーズのデザインランゲージが反映されています。オーバル型は1800x900mmとコンパクトな1600x800mmの2つのサイズからセレクトいただけます。また、広々としたバスルーム空間には、直径1400mmのラウンド型のバスタブもございます。

White Tulipでは、フィリップ・スタルクがデュラビットのためにデザインした初の水栓レンジも展開しています。ハンドルは、本シリーズの一貫したデザインエレメントであるチューリップ型のフォルムが踏襲され、磨き上げられた表面は肌触りも良く、快適性と操作性を追求。ハンドル周囲に細かく刻まれた160のラインが洗練されたデザイン効果を生み出しています。サイズは快適性を追求し、S/M/XLの3つのサイズを展開。ビデ、シャワー、バス水栓のご用意もございます。

White Tulipシリーズの繊細で洗練されたミニマルなラインがあらゆる空間にエレガントなタッチを加えます。また、HygieneFlushやHygieneGlazeなどの最先端テクノロジー、プッシュオープン、セルフクローズアクション、そしてアプリ制御可能なミラーヒーティングやカスタマイズ可能な照明などの、最適化されたテクノロジーにより、快適性をより完璧なものにしています。