22. March 2022
Zencha by Sebastian Herkner(ゼンチャ バイ セバスチャン・ヘルクナー): マインドフルネスと伝統的なクラフトマンシップへのオマージュ
• 日本の茶の湯とクラフトマンシップから得た着想
• オーガニックなフォルムの洗面ボウルとバスタブ
• ミニマリステイックなモジュール式収納ファニチャー
• 木目からテクスチャードガラスまで選べるドロワーフロントの仕上げ
• 高品質な素材DuraCeram® とDuroCast Plusが生み出す最適なデザインと肌触り
• 広々とした感覚が味わえるバスタブ
日本の伝統的な茶の湯とクラフトマンシップからインスパイアされたセバスチャン・ヘルクナーによる傑出したデザインの“Zencha(ゼンチャ)”は、類まれな造形美の洗面ボウルとミニマルなファニチャーが融合したこれまでにないコレクションです。洗面ボウルやバスタブに共通する最も際立つ特徴は、優美に広がる丸みを帯びたフォルムと外側にゆるやかにカーブしたエッジです。DuraCeram®(デュラセラム) やDuroCast Plus(デュロキャストプラス)で作られたデュアルウォール構造の洗面ボウルやバスタブは、上質に仕上げられたモジュール式のジオメトリックなバスルームファニチャーと組み合わせることで一層引き立ちます。木目やテクスチャードガラスがあしらわれたフロントを備えたドロワーは、十分な収納を提供するだけでなく、丁寧な造りにより、質感も格別です。「以前からずっとDuravitのバスルームシリーズを手掛けたかった」と語る、オッフェンバッハ出身のデザイナーであるヘルクナー。彼は今、著名なフィリップ・スタルクやセシリエ・マンツなどDuravitのデザイナー陣の一員として、その名を連ねることとなったのです。
印象的かつ繊細なデザイン
バスルームは今日、家の中で最も重要な部屋のひとつです。そして、ますますリトリートやリチュアルなど、心と身体が求める癒しを補う場所となってきました。バランスの取れた形状、色、素材で私たちの全ての感覚を惹きつける“Zencha”。そのデザインは、ヘルクナーが日本で出会ったハンドメイドの茶碗からインスピレーションを受けています。茶碗の穏やかでオーガニックなシェイプを抽象的な形で表現した洗面ボウル。わずかにくびれのある台形のようなデザインは、下部に丸く膨らみを持たせ、上端は緩やかに広がる形状がエレガントなカーブを描きます。洗面ボウルの素材には高品質なDuraCeram®を使用することで、非常に薄いリムでありながら強度を保ち、そしてスムーズなフォルムはお手入れもし易い仕上がりです。また、DuroCast Plusを使用しシームレスなバスタブは、暖かみのある心地良い雰囲気とエレガントでマットなフィニッシュが印象的です。
直線的なデザインのファニチャーは、オーガニックな洗面ボウルとの組み合わせが魅力的なコントラストを生み出し、本コレクションの繊細な素材や色のコンセプトを際立たせます。素晴らしいデザインはわずか6㎜というエレガントな面材にも表れています。それは、ファニチャーに優雅で均一なシャドウギャップを与えます。「深い専門知識と高い職人技術を備えた自社工場を持つDuravitだからこそ、高度な技術的ソリューションを必要とするこのシリーズの製造を、一貫した品質で行うことができるのです」とヘルクナーは語ります。
多面的で多機能なモジュールファニチャーのエレメント
Zenchaコレクションのモジュール式にデザインされたファニチャーは、オープンシェルフや、プッシュオープンやセルフクロージング機能を備えたドロワーなど様々な用途に合わせ組み合わせをお選びいただけます。置き型洗面ボウルとの組み合わせは、バスルームの美しいセンターピースに最適です。また、毎日使うアイテムの収納スペースとして、空間をシステム化し、様々なバスルームスタイルに心地よさをもたらします。
ファニチャーボディの面材には、お手入れを容易にする指紋が付きくい特殊コーティングが施されており、3種類のカラー、ホワイトスーパーマット、トウプスーパーマット、グラファイトスーパーマットからお選びいただけます。ドロワーフロントの表面仕上げには、遊び心を追加する様々なバリエーションをお楽しみいただけます。オプションのナチュラルオークとオークブラックは暖かさと質感のある雰囲気に、また、ホワイトの板ガラスとブラックのテクスチャードガラスはバスルームにセンシュアルなエレガンスをもたらします。ヘルクナーはさらに、洗面ボウルの輪郭を踏襲したミラーもデザインしています。オーガニックなフォルムを強調するミラーのエッジに埋め込まれたLEDテープライトは、下部にあるセンサーでオン/ オフが可能です。
エレガントな置き型洗面ボウル
DuraCeram®を使用した丸みのある置き型洗面ボウルは、角のとれた正方形の420 x 420 mmと横長の550 x 390 mm の2つの異なる形状で、どちらも水栓プラットフォームあり/なしをお選びいただけます。また、カラーもホワイト、ホワイトサテンマット、グレイサテンマット、アンスラサイトマットの4色をご用意しています。排水部にセラミックカバーを備えた2つの置き型洗面ボウルは、特にバスルームのトークポイントとなります。また、Duravitの他シリーズのトイレとも違和感なく組み合わせいただけます。
広々とした感覚が味わえるバスタブ
DuroCast Plusを使用した1250 x 1250 mmの正方形のフリースタンディングバスタブにも、置き型洗面ボウルの形状を投影。穏やかに深い海に浸かるような、日本の温泉体験を彷彿とさせるひと時をお過ごしいただけます。バスタブはその他、1600 x 850 mm のコンパクトバージョンと1800 x 900 mmもお選びいただけます。
Made in Germany
“Zencha”コレクションの繊細な造形は、PEFC認証済みの木材などの高品質でサスティナブルな素材を組み合わせて造られています。さまざまなバリエーションがあり、その形状、色、素材、寸法、およびオプションは、さまざまなインテリアデザインに合わせて構成することができます。セラミックとファニチャーはどちらも、ドイツ・シュヴァルツヴァルトのホルンベルクとシェンケンツェルにあるデュラビットの生産工場で、熟練の職人による手作業で製造されています。ファニチャーの表面とエッジには最新の耐水加工が施され、度重なる水撥ねや高湿度環境での使用にも影響を受けません。トールキャビネットはミル加工された8mmの背板によりしっかりと固定され安定性を確保しています。4年ものあいだ本プロジェクトに関り、いくつものDuravitの工場を訪れたセバスチャン・ヘルクナーは「Duravitには素晴らしいものづくりの伝統があります。そしてデザインと技術の分野においてのエキスパートでもあります」と語っています。