ホテル名をオーストラリアの建築家・哲学者であるRudolf Steinerの“twelve human senses”から引用したという同ホテル。オーナー兼デザイナーのAnke BodackがOffset Design and Drafting のサポートのもとデザイン/開発を手掛け、Alliance Green Buildersが建築を担当。マイクロホテルをオープンするというBodak氏の長年の夢を実現させました。
ミニマルでラグジュアリーな4つの客室は、それぞれ自然のエレメントである “Air・Earth・Fire・Water”をテーマとし、控えめなデザインながらも居心地の良い空間です。限られたオープンスペースに、どのように配置するかが最大の課題であったというバスルーム。Anke Bodackは、その答えをDuravitのStonettoシャワートレイを仕切りのないオープンシャワーとして設置することに見いだしました。また同ホテルにはME by Starckのトイレ、Luvの洗面ボウル、L-Cubeのファニチャーも導入されています。さらに、”Earth”ルームには、Luvのフリースタンディングバスタブがやはり仕切りのないオープンスタイルで導入され、ミニマルで落ち着いた空間に溶け込んでいます。